第13週『風の便り』

『風の便り』は「紙袋の行方」シリーズ第13週の短編連載ミステリー。舞台は山形県鶴岡市。秋田で見つけた宛名を消された封筒を手に、梓は祖母宛ての手紙の差出人を探して旅を続ける。旧い郵便取扱所の記録、山を越える風の伝承、そして“便りを託す風”の伝説が交差する中で、かつて札幌から南へ旅をした人物の痕跡が浮かび上がる。封筒の消印に刻まれた日付が、祖母の失われた時間と重なり、風が運ぶ“言葉にならなかった想い”が静かに明らかになっていく。

第13週『風の便り』

第13週『風の便り』第5話 ― 風の便り

鶴岡の風に導かれ、梓は祖母が受け取れなかった“風の便り”の意味を知る。物語は次の地へと続く。
第13週『風の便り』

第13週『風の便り』第4話 ― 手紙の声

未開封の封筒から聞こえてくるような“手紙の声”。言葉にできなかった想いが、風と共に蘇る。
第13週『風の便り』

第13週『風の便り』第3話 ― 灯籠の下で

夜の祭り、灯籠の下で梓はかつて交わされた“風の便り”の約束を知る。祖母と旅人の想いが重なり合う。
第13週『風の便り』

第13週『風の便り』第2話 ― 風の通り道

山間を抜ける風が、かつて札幌から南へ旅した人物の記憶を運んでいた。封筒の差出人の影が見え始める。
第13週『風の便り』

第13週『風の便り』第1話 ― 郵便取扱所の記録

鶴岡の旧郵便取扱所で、梓は祖母宛ての封筒の差出人を示す古い記録を発見する。風が吹き抜けた日付が残っていた。