第8週『夕立ちの残響』

『夕立ちの残響』は、「紙袋の行方」シリーズ第8週の短編連載ミステリー。舞台は福岡県柳川。図書館司書の梢が倉庫で見つけた古いカセットテープには、雨音と「ずっと、好きだった」という告白、そして「小樽」という謎の地名が録音されていた。十年以上会っていない同級生・翔、川下り船頭の目撃証言、高校時代の夕立の記憶――静かな時間の中で、届かなかった告白の真実が明らかになっていく。水郷柳川の情緒と夏の夕立が、人の記憶と感情を結び直す、人間関係ミステリー。

第8週『夕立ちの残響』

第8週『夕立ちの残響』第5話 ― 夕立ちの残響 ―

十年前の告白テープの真実。雨音とともに響く「小樽」の約束が、過去と現在を静かにつなぐ。
第8週『夕立ちの残響』

第8週『夕立ちの残響』第4話 ― 舟の上の沈黙 ―

柳川の川下りで聞いた昔話。夕立の中、傘も差さず走る長身の男子――その姿は誰だったのか。
第8週『夕立ちの残響』

第8週『夕立ちの残響』第3話 ― 東京からの来訪者 ―

十年以上ぶりに会った同級生・翔。図書館で見つけたカセットの声は彼なのか、それとも――。
第8週『夕立ちの残響』

第8週『夕立ちの残響』第2話 ― 記憶の断片 ―

高校時代の文化祭前日、夕立で濡れた部室と消えたテープ。記憶の片隅に残る背中の主は誰だったのか。
第8週『夕立ちの残響』

第8週『夕立ちの残響』第1話 ― 雨の匂いと古いテープ ―

図書館倉庫で見つけた古いカセット。雨音と「ずっと、好きだった」の声、最後に響く「小樽」という地名。