第10週『影送りの窓』

『影送りの窓』は「紙袋の行方」シリーズ第10週の短編連載ミステリー。舞台は島根県松江市。父が残した旧家を訪れた美鈴が見つけたのは、宍道湖の夕暮れを写した半分だけの写真。裏には「影送り」と記され、隣家の老婦人は「父の隣にもう一つ影があった」と証言する。やがて見つかった写真の切れ端には、父と見知らぬ女性が並ぶ姿が。父は自らの存在を消そうとしたのか、それとも誰かに残されたのか――。そして写真に残された「札幌駅前」のスタンプは、第1週の物語へと繋がる伏線となる。

第10週『影送りの窓』

第10週『影送りの窓』 第5話 ― 影送りの窓 ―

影送りのように姿を消した父。写真に残された「札幌駅前」のスタンプが物語を北の地へと導く。
第10週『影送りの窓』

第10週『影送りの窓』 第4話 ― 写真の真実 ―

写真の断片が繋がると、父と女性が並んで立つ姿が現れる。裏には「ありがとう」と走り書きが残されていた。
第10週『影送りの窓』

第10週『影送りの窓』 第3話 ― 老婦人の証言 ―

隣家の老婦人は語る。夕陽に向かって並んで立つ二つの影――そのうち片方は確かに消えたのだと。
第10週『影送りの窓』

第10週『影送りの窓』 第2話 ― 消えた父の影 ―

消えた父の残した手帳には「影送り」の文字。宍道湖の夕陽と共に影を見送った理由とは。
第10週『影送りの窓』

第10週『影送りの窓』 第1話 ― 空き家の窓 ―

旧家の窓に貼られていたのは、宍道湖の夕景を写した半分の写真。裏には「影送り」と記されていた。