『記憶を映す硝子』は「紙袋の行方」シリーズ第11週の短編連載ミステリー。舞台は長崎市。祖母の遺品整理をしていた梓は、割れたステンドグラス片を発見する。光に透かすと「SAPPORO」の文字が浮かび、祖母が秘めていた過去と北への記憶が蘇る。祖母の友人や教会の神父の証言から、戦後の長崎で交わされた約束と、果たされなかった旅の行き先が少しずつ明らかになっていく。欠けた硝子でも光を通すように、失われた想いは確かに残り続ける。物語は札幌への伏線を強め、シリーズの核心に近づいていく。
第11週『記憶を映す硝子』 第11週 『記憶を映す硝子』第5話 ― 記憶を映す硝子
硝子片は札幌の教会の一部だった。果たせなかった祖母の旅を、梓が受け継ぐ決意を固める。
第11週『記憶を映す硝子』 第11週 『記憶を映す硝子』第4話 ― 光の記憶
美術館の展示室で光に透ける硝子片。神父の言葉「欠けても光は通す」が祖母の想いと重なる。
第11週『記憶を映す硝子』 第11週 『記憶を映す硝子』第3話 ― 幸代の証言
祖母の友人が語ったのは、戦後に長崎を訪れた札幌の人。硝子片はその人物との約束の痕跡だった。
第11週『記憶を映す硝子』 第11週 『記憶を映す硝子』第2話 ― 祖母の手紙
遺品の中から見つかった古い手紙。「港」「硝子」「北へ」――断片的な言葉が祖母の過去を示す。
第11週『記憶を映す硝子』 第11週 『記憶を映す硝子』第1話 ― 割れた硝子
祖母の遺品から出てきた硝子片。光に透かすと「SAPPORO」の文字が浮かび、北への記憶を呼び起こす。