第14週『声を継ぐもの』

『声を継ぐもの』は「紙袋の行方」シリーズ第14週の短編連載ミステリー。舞台は宮城県石巻市。地元FM局の倉庫で見つかった一本のカセットテープに、札幌から旅してきた“風の便り”の続きを語る声が録音されていた。音声の主を探す梓と澪は、震災で失われた放送原稿と、風間信一の記録を繋ぐ手がかりを追う。波と風が交錯する港町で、“伝えること”“残すこと”の意味を描く。声は消えても、想いは響き続ける。

第14週『声を継ぐもの』

第14週『声を継ぐもの』第5話 ― 声を継ぐもの

失われた放送を再現。テープの最後に残る“風の便りを継ぐ声”が、梓に“伝える力”を授ける。
第14週『声を継ぐもの』

第14週『声を継ぐもの』第4話 ― 海辺のスタジオ

海沿いの仮設スタジオで、梓は祖母の硝子片をマイク前に置く。光が反射し、まるで声のように響いた。
第14週『声を継ぐもの』

第14週『声を継ぐもの』第3話 ― 録音の中の人

録音主を追う梓と澪。旧郵便局舎の管理人・伊東は語る。「あの声の主は、風を録音する旅人だった」と。
第14週『声を継ぐもの』

第14週『声を継ぐもの』第2話 ― 消えた放送原稿

見つかったテープには、放送されなかった朗読番組の音声が。宛名のない手紙が読まれていた。
第14週『声を継ぐもの』

第14週『声を継ぐもの』第1話 ― 波の残響

石巻のFM局倉庫で見つかった古いカセット。再生すると風の音と「札幌」という声が微かに響いていた。